無事生まれますように by マタニティーアロマ 



一昨日、元気に臨月を迎えたクライアントのなおちゃんが、アロマのセッションを受けに来てくれました。
今は、ボディーをお休みしている私ですが、彼女だけは臨月の最後まで見届けようと決めていて、一昨日がその最後の日。


なおちゃんが初めてうちのサロンを訪れたのは、今から約2年半前。彼女が26歳の時です。
当時の彼女は、血流も悪く、冷えやむくみ、肩凝りなどに悩んでいました。


穏やかで、優しい雰囲気に溢れている彼女は、どこから見ても癒し系。
初めて会ったときに、「アロマセラピストを目指すのはどう?」なんて、思わず言ってしまったほどだから、きっと「選ばれし人」なのだと思います。(笑)
周りに気配りのできるとても「いい人」の彼女ですが、その分、自分でも気がつかないうちに抑え込んだストレスで、体のバランスを崩していたように見えました。


その後も数ヶ月に一度はアロマを受けに私のもとを訪れ、アロマを日常に取り入れながら、心と身体は少しずつ変化していきました。


約一年後めでたく結婚した彼女は、無事懐妊。
安定期の5か月に入ってから、なおちゃんと私の二人三脚のマタニティーアロマをスタートさせました。


結婚後も仕事を継続していたため、かなり無理をしていたようで、妊婦としての身体には相当疲れが溜まっているように見えました。
時間的にも忙しく、なかなかリラックスすることもできず、お腹も冷えて固くなっていることがとても気になり、ボディのケアはもちろんのこと、食生活をはじめとする生活習慣の見直しなどについてもじっくりと話し、少しでも赤ちゃんが安らかに育つための工夫を、一緒に考えていきました。


ボディーのセッションでは、足のむくみや、次第に反りだすお腹を支えるために起きる腰痛のケア、枯渇したエネルギーを補充しながら、彼女のマタニティーライフが少しでも快適に過ごせるように手助けをしていきました。
セッションが始まる途端に赤ちゃんが大きく動き出すことに驚いたり、次第に大きくなっていく赤ちゃんと対話できることは、とても楽しく幸せなひとときでした。



産休に入ってからの彼女は、時間に追われる忙しさからも逃れ、自分らしさを取り戻し、精神的にもずっと解放されたように見えました。
先日臨月を迎えた彼女の身体は、少し足のむくみはあったものの、血流も回復し、お腹の張りもなくなり、もうすっかりお母さんになる準備が整っていることを確信しました。


セッションの最後に分娩当日に塗布するオイルを作り、痛みを逃すアロマの使い方を伝え・・・お守りのストラップをプレゼントして・・・
私となおちゃんのマタニティーアロマはこれで終了♪


きっと大丈夫だよ!!
今は、すっかり元気になって、穏やかな気持ちで出産を待つ彼女の姿に、やり遂げた満足感を味わっています。



どうか無事に生まれますように・・・
遠くから祈っています。