植物の気持ち


我が家には沢山の観葉植物があります。
私はミニサイズのものが好きで、小さな観葉を見つけては、それに似会った小さな鉢に植え替え育て始めるのですが、いつもぐんぐん大きくなって、すぐにミニではなくなってしまうのが悩みの種です。(笑)


先日も少し窮屈になった観葉植物の植え替えや、株分けを、全部で7鉢終えました。
数えてみたら、狭い家の中にはなんと20鉢の観葉植物が!・・・
もはや置き場所がなくなり、そろそろ里親探し(?!)が必要になってきたようです。


私の特技は、植物の気持ちがわかること。
水が欲しいとか、栄養が足りないとか、根が詰まって苦しいとか、太陽が足りないとか・・・
葉っぱの表情を観たら、植物の訴えがわかるようになりました。


弱っているけれど原因が見た目だけではわからないときは、鉢から株を取りだして、直接根を触れて根の状態をチェック。
根腐れしかけて元気がないのか、土の中の環境が良くないのかとかを見極め、根を整理したり、新しい土に植え替えて回復を待ったりすることもあります。
再生して、また新たな葉が出てきた時の喜びはひとしおです。


ここにくるまで、数知れない程枯らせてしまった苦い経験があるのですが、その一番はやはり害虫。
カイガラムシや、アブラムシにやられてしまうとなかなか回復しにくく、これにはさすがの私も太刀打ちできず・・・、他の植物に移ることを考慮し、思い切って処分してしまうことも。


玄関や廊下など、全く陽の射さない場所にいる可愛そうな観葉たちは、仕事の合間を見計らって、お天気の日はバルコニー近くに移動。
太陽エネルギーをチャージして、環境の悪さによる株の弱りの予防をしたり、置き場所をローテーションさせたりしながら、手間暇かけて大切に育てています。


植物の育て方の秘訣は・・・もちろん愛情!!ですよね。
でも、その次に大切なことは、水やりのタイミングです。
よく「何日に一回水をあげればいいですか?」って質問を受けるのですが、「一概には言えなくて・・・」ということが私の答え。
温度や、日照時間など、季節によってももちろん違うし、家の環境や置き場所によっても違うので、何日に一回水やりの日と、日にちを決めるのではなく、土の乾き具合や葉の表情をみて、ひとつひとつの植物に応じて、水やりをするかどうかを決めることが大切です。
土の表面がしっかり乾き、葉も水の欲しそうな顔をしている時がベストタイミング。
難しそうに思えるかも知れませんが、愛をもって接すれば誰でもわかるようになリますよ!!


大好きな植物との繋がりは、アロマとも繋がり、いつも私の味方になってくれているような気がします。