To be free


今日は予約もなく、久しぶりにゆっくりと、ひとりの時間を楽しんでいます。
ゆったりと過ごす一日は、私にとって自分に戻る大切な時間。
こんな日は、自分のために心地よい空間をつくり、ぼんやりと空を見ていることが大好きです。


我が家はマンションの10階ということもあり、視界をさえぎるものが何もなく、空の景色を思う存分楽しむことができます。
小さなバルコニーは、愛すべき「 My little garden 」
お気に入りの季節の花や、大好きなオリーブの木、コニファーの寄せ植えなどが、空の景色をより一層引き立ててくれます。


そして、つらつら考えたこと・・・


それは、空は,私が生まれた時からずっとそばにいて、同じ顔を見せてくれていたはずなのに、最近どうしてこんなに空の美しさに魅せられるのだろう・・・って


きっと、今までの私は、その美しさを受け入れる心のスペースがなかったんだろうなと、昔の自分を思い出しています。


数年前までの私は、いつも何かを追い求め、忙しく頑張っていた、というか、何もしないでボーッとしている自分を許せず、頑張っている自分しか認めることができなかった。
人の評価が最大の判断基準。典型的な「べきべき人間」だったように思います。


どこかに自分の気持ちを置き忘れたまま、心の叫び声も聞こえなくて・・・
自分では気づいてなかったけれど、一人ですべて抱え込み、人の荷物をいっぱい背負って生きていたような気がします。
手放せないものを両手いっぱいに握りしめて、必死に頑張っていたその頃の自分を、いとおしく思い出します。


そんな中、様々な問題が怒涛のように押し寄せて、手放さざるをえないように導かれたのかもしれません。


  自由になりたい!!   自分らしく生きたい!!


魂の叫び声を、無視することはできませんでした。
縛っているのは自分自身だと気づき、自分の魂にそった生き方をしようと思ったその瞬間から、私のまわりの景色が変わり始めました。


魂に沿った生き方とは、こうしなければならないと頭で考えるのではなく、自分がどうしたいかで決めること。


背中の荷物を下ろしたことで、すっかり身体が軽くなり、手放して空いたこの手で、新しいものを掴めるようになりました。


53歳のこの春、当たり前にこなしていた主婦という役割を一旦手放し、バリに、1か月勉強に行ったという大冒険もそのひとつ。


人生の新しい扉が開いたような気がします。


そして今、自分の魂の役割が、はっきりと見えてきました。


自由になって、軽やかになった私の背中に、最近、羽がはえたような気さえします(笑)
いつか、自分の夢に向かって飛び立ちたいと、羽を広げて見ている今日この頃です。


         To be free !!