自分への手紙



約1年前にバリで書いた自分への手紙が、先日、エサレン研究所のあるアメリカから届きました。


昨年4月、バリで行われたエサレンボディーワーク資格認定コースの最終日、全ての過程が終了した後に、手渡された白紙の便箋と封筒。
感動と寂しさ、そして自分への優しさの溢れる思いで、泣きながら書いたことを思い出します。


「バリでの1カ月を、無事に終えることが出来ておめでとう!!」という書き出しで、そこには全く飾り気のない、自分の正直な気持ちが、綴られていました。


「人生を変えたい!!」と強い思いで、バリに行こうと決めたものの、出発直前に襲われた不安と恐怖。それを乗り越え、たった一人で旅立ったこと。
言葉の通じない人達との触れ合い、繋がり・・・全ての素晴らし出会いと経験に、愛と感謝の気持ちに満たされた時。
そんな日々の中で、自己を解放し、身も心も軽くなって、自由を手にした時の感動!!
しかし、クリアになったことにより、自分が向き合わなければならない本質的な問題が見え、その課題を抱えて帰国することに・・・


全てがかけがえのない経験でした。
バリに行ったことで、人生が変わったというよりも、行動を起こしたことで、人生の新しい扉が開いたような気がします。


帰国してからの私の人生は、波乱に富んだものでした。
あまりにも周りの状況が急速に変化して、忙しすぎてちょっと息切れするくらいだったのですが・・・
お蔭で、自分の本質的な問題にも向き合うことが出来、また一つ山を越えることが出来たようです。
全てが解決したと思うと同時に、自分の進む方向が明確になり、今ようやく、まっすぐに前をみて歩き始めることが出来ました。


あまりにもタイムリーに届いた自分への手紙は、あの時の純粋さや、温かさ、繋がり、そしてゆるぎない自分への信頼感を思い出させてくれ、同時に、新しい目標に向かって歩き始めた私に、大きな勇気を与えてくれました。




バリは私の心の故郷です。

そんなバリに来週、里帰りの旅に出ます。。。