虫たちのダンス



「ワッ!! 今日も来てるよ。」


その姿をとらえようとカメラを構え、そっと近づいてはみるのですが・・・
動きの速さに、カメラの腕がついていかず、ちょっと残念。
なかなかうまくいきません。


マンションの10階にある我が家の小さなベランダガーデンに、蝶々やミツバチたちが時々遊びに来てくれます。
そして今朝のお客様は・・・ハチ!


「こんな高いところまで、ようこそ!!」
ガラス窓越しに、樹木や花の廻りを飛び交う虫たちのダンスを見ながら、こんなところまで来てくれたうれしさと同時に、都会に住む虫たちにとっては、この辺りの環境はずいぶん住みにくいんだろうなって、3年前に富良野のラベンダー畑に群がっていたハチたちのことを思い出し、少し気の毒になりました。


「ミツバチではなく、よくいるただのハチだ。」と夫の言葉。
「ただのハチ!?」・・・そんな夫の解説が正しいかどうかは定かではありませんが、「なぁ〜んだ、そうかぁ。」とミツバチじゃないことに少しがっかりした私の反応にも、ハチだって差別されるんだわ、と少し反省。。。(笑)


虫たちのお蔭で、かわいいオリーブが実をつけてくれるんですよね。
これも自然界の大切な循環なのだと、虫の役割にも感謝しつつ・・・とにかく大歓迎です。


このハチは、今朝私が気付いてから、オリーブの木の周りにもう3時間以上も滞在しているのですから、それを観察している私も随分お気楽なのかも知れません。


ハチは刺されるのではないかという恐怖はあるけれど、なぜか我が家のお客様のハチたちは全く刺す気がしないから不思議!!
きっとハチたちとも気持ちは通じあっているのだと、すべての繋がりを信じている単純な私でした(笑)


       ※夜、帰宅した娘いわく「これはアシナガバチよ!!」・・・ですって。