布と仲良し


クライアントさんの貴洋子さんと出会ったのは今から、約4年前。
当時46歳の貴洋子さんは、血流の悪さによる冷えや、肩こり、腰痛で悩んでいたのですが、初めての施術でアロマの素晴らしさに気がつき、それ以来、月1回のアロマのセッションを生活の中に取れ入れて下さっています。
今ではすっかり体質が変化し、年齢に反比例して一段と若々しく、輝きを増してこられているような気がします。


彼女は男の子3人のお母さんでもあるのですが、「子供に感情的に怒ったことある?」
と思わず質問してしまったほど、穏やかで、ほんわかしていて、それでいて全く無理せず自然体な生き方は、周りの人を心地よくさせるオーラを感じます。


そんな彼女の口癖は、
「私はいつも周りの人に恵まれているから・・・」ということです。


物事をいい方にとらえ、周りの人のお蔭で今の自分があるという言葉を聞いて、そんな環境は全て彼女が引き寄せているのだと確信し、そんな貴洋子さんのことを私はとても尊敬しています。


そんな貴洋子さんの最大の特技は布を操ること。
ピンクハウスが大好きだったという彼女は、いつも自分で作ったとても個性あふれるファッションをされているのですが、そのオリジナリティーには感動するものがあります。


フリルや、コサージュは彼女のトレードマーク。
ピンクハウスの落ち着きバージョンを自分で考案し、流行に左右されない独自のファッションを楽しんでいます。


リメイクのセンスも素晴らしく、古くて着なくなった洋服を、見事に変身させてしまうのですから、本当に驚きです。
最近では、おばあさまの絵羽織をパンツにしたり、スカートにしたり、その発想にはただただ感動!!

タンスの中で眠っているものに、命を吹き込んでいるようで、これこそ本当のエコの実践だと、私はいつも感心して見ています。


そんな貴洋子さんに影響され、私もついにミシンを購入しちゃいました(笑)
貴洋子さんに教わりながら、簡単なギャザースカートからでも始めてみましょうか・・・


貴洋子さんの作品をここに紹介します♪




浴衣の生地で作ったスカート  ノースリーブのブラウスもお揃いです。


おばあさまの絵羽織で作ったスカート  優しい色や風合いが素敵!!


同じくおばあさまの絵羽織で作ったスカートと、残り布でトップスのフリルを。
色を抜いたということで、自然に出来たグラデーションがきれいです。
とてもおしゃれに着こなされていて感動しました。


なんと!!これは、おばあさまの色留袖で作ったスカートです。
リボンは、帯紐をほどいて作ったそうです。