自分の物差し


最近反省を込めて思うこと・・・それは常識っていったいなんだろう〜?!っていうことです。


自分の育ってきた環境や、今までの自分を取り巻く人間関係の中で、当然だと思っていたこと、そしてそれが常識だと思っていたことは、全然違う価値観で生きている人にとっては、決して常識ではないのだということ実感しています。
特に世代によってもその差は大きく、どちらがいいというわけでもないのだけれど、戸惑うことがあるのは事実です。


自分の物差しではかると、その人の言葉や行動がずれていたるように思えたり、非常識に見えたりすることもあるけれど、人それぞれに大切にするものや、価値観は違うのだから、自分の行動パターンと同じでなくてもそれはあたりまえのことなのですよね。


私は物質的なものにはあまり価値を見いだせず、目に見えないものが大切だと思っているので、頭で考えるというよりはほとんどハートで行動してしまうのですが、まぁ世間から見たらそういう自分が少数派であり、理解されにくいことも当然なのかもしれません。
特にハートを無視した反応に出会ったとき、「なぜ・・・?!」と不安になったり、傷ついたりすることもしばしばです。


でもそれは、「自分だったらこうするのに・・・」という無意識の決めつけが、相手の反応によって、心の揺れを引き起こすのではないかと思うようになりました。
きっと、自分の中にある小さな自分の物差しを使って、人をはかっているからでなんでしょうね。
いつも「これが常識でしょう!!」と心の中で叫びながら・・・


全ての人が持っているハートの大きさも、大切にしていることも、優先順位も・・・みんなそれぞれ違うのだから、自分の物差しで人をはからないことは大切なこと。
そしてその人自身を丸ごと認め、あるがままを受け入れた時、人との関わりはもっと気楽なものになるのではないかと思います。


同じ物差しなら、自分の物差しをぐ〜んと大きくして伸ばして、どんなことも受け入れられるような特大の物差しになれたらいいな〜。


小さな身体で大きな物差し。
私の人生の修業は、まだまだ続きそうです。。。(笑)