SHINYA'S HISTORY  ( Part1 )


これは私と娘が、息子慎哉の結婚のお祝いに、心をこめて作った思い出のアルバムです。


ふたりで何か思い出に残るものをプレゼントしようと、何カ月も前から計画してはいたのですが、実際作業に取りかかったのは、式の10日前・・・(遅すぎる〜〜〜 ●)


そんなわけで、連日深夜遅くまで制作作業は続きました。


息子の生まれた時からのアルバムから、お気に入りの写真をピックアップ、それをカラーコピーすることから始め、画用紙を切り抜いて、台紙を張り、タイトルや模様を作り、コメントや吹き出しを付けて・・・
予想以上に手間と時間のかかる作業に、もっと前から始めたらよかったと後悔しつつ、何とか期限ギリギリに完成にこぎつけました。


現役の幼稚園で勤務する娘の真梨は、私が何度も、「天才だわ〜!!」と感動するほどの切り抜き名人で、下書きなしでバンバン切り抜いていくのですから、驚きです。
私が下書きをすると、鉛筆の跡が消えなくて、汚くなるって叱られる始末・・・(笑)
かなり大胆で雑なのですが、思いつくデザインも可愛いくて、私は娘の助手のごとく、ひたすら言われた作業をこなす役割に徹していました。
時間に追われながらも、作業は楽しく、1ページ出来上がるるたびにうれしくて・・・♪



このアルバムを作りながら、息子と歩んできた道をもう一度辿ったような気がします。
子育てしていた時は、きっと大変なこともあっただろうに、今となれば、辛かったことなど何も思いだせなくて、ただ可愛かったとか、楽しかった思い出だけが鮮明に蘇って・・・子供に恵まれた幸せに、改めて感謝しました。
そして、どれほどの深い愛情で、息子を育ててきたのかということも再確認出来て、終始幸せな気持ちで作業は続きました。


大きくなってからは、一緒に行った旅行の思い出を中心に、4人で共有した景色や、感動を綴り・・・
最後の思い出作りのために訪れた沖縄旅行の写真も沢山入れました。



最後には、妹より、父より、母よりという個人のページを作り、子供のころと現在の2ショット写真を貼り、ひとりひとりのメッセージを添えました。


作りながら、私の子育ては本当に終わったのだなぁ〜。
沢山喧嘩もしたけど、いい家族だったなぁって、感慨に浸りながら。
そして、自分が一生懸命向き合い、育んできたことは間違いではなかったのだと、自分をほめてあげたくなりました。


最初のページにはタイトルの「SHINYA'S HISTORY」の中央にごく最近の4人の写真を入れ、一番最後のページには同じ日に撮った、真中にお嫁さんを囲んだ5人の写真を・・・タイトルは「NEW FAMILY」
お嫁さんになってくれるさやかちゃんを心から歓迎し、これから一緒に楽しい思い出作りをしていきたい、という私達の思いを込めました。


最後のページを、娘も私もとても気に入り、ふたりで何度も「これ、いいわぁ〜!!」と自画自賛
慎哉は喜んでくれるかなぁ〜、ワクワクしながら・・・ついに完成したのです!!
大変だったけど、やり遂げた満足感と清々しさはたとえようもなく  ☆☆ハッピー☆☆


このアルバムをどうやって手渡したかは・・・
Part2 へと続きます。