娘をよろしく


娘の結婚式が終わって、1週間が経過しました。
バタバタと時間に追われる日々も終わり、ようやく今までのような穏やかな日常が戻ってきました。


今日は少し寒いけれど澄み渡った空の下、朝から夫の父のお墓参り行きました。
午後は、カーテン越しの温かな日差しを浴びながら、のんびりとした休日を楽しんでいます。


娘の結婚式&披露宴を無事に終えることができ、本当にほっと胸を撫で下ろしています。
花婿に寄り添う娘の笑顔は、信頼と幸せに満ち足りていて、運命の人に巡り合うことのできた幸運を感謝せずにはいられません。
無邪気で、ハートの温かい娘婿に、安心してバトンを渡すことができ、私達はとても楽になりました。


席札から、プチギフトに至るまで、手作りにこだわった披露宴は、前準備がとても大変だったけど、二人ともとても頑張ってやり遂げ、出席して下さった方にも二人の心が届いたのではないかと思います。
みんなの温かさに包まれて、和やかなムードの中で楽しいひと時を過ごすことができました。


披露宴の最後にこんなおしゃれな花束と、素敵な絵本をプレゼントしてくれました。



世界で一つだけのオリジナルの絵本のタイトルは 「たくさんの愛をありがとう」
な、なんと・・・作者は娘です。


『ねぇ、ママ。聞こえてたよ。
「女の子がほしいなぁ。」ってたのしみにしている声。


ねぇ、パパ。知ってたよ。
私が生まれてくる準備を、ママと一緒にしてくれていたこと。


早くママとパパに会いたいなぁ。』


こんな書き出しで始まる絵本は、生まれた直後の写真から、一緒に歩んだ成長の過程の思い出の写真が48ページにも渡って綴られ、写真の下には幼い娘の目線での心温まるコメントが添えられています・・・そこには確かな私達家族の歴史がありました。


本の最後には夫と私に向けてのメッセージ。
そこには私達が精一杯愛し、護り育ててきたことへの、感謝の言葉が溢れていて、感動で思わず涙がこぼれました。
この本は宝物。何度も何度も読み返しています。


こんな素敵な、心のこもったプレゼントをもらえた私はなんて幸せ者なんでしょう。



未熟な母親だったけど・・・これで良かったんだなぁ・・・
今は、子育てという大きな仕事をを無事に終えることの出来た達成感で、心はとても満ち足りています。


31年ぶりに再び夫と二人の生活がスタートしました。
娘の荷物がなくなって狭い我が家も少し広く感じられるようになり、私にも初めてマイルームができました。
今は自分の部屋をどのように作ろうかとワクワク!!
来年からは夫と二人の生活をもっともっと楽しみたいと思っています。