メッセージ



先日、訪れたクライアントさんとの会話です。


「最近の体調はどうですか?  好調とか不調とか・・・どんな風に感じていますか?」との私の質問に、
「まぁ、体調は好調な方だと思います。」と、クライアントさん。


その後、質問を続けていくと、
冷え症で、便秘症で、肩こりも激しく、その上むくみ、生理痛もあります。
精神的にはイライラが激しく、心も重い。慢性的に頭痛もあり、薬も常用しているとのこと。
でも以前に比べたら自覚するストレスレベルが低く、まだいい方だと感じているようです。


「あの〜・・・これでも身体は不調じゃないって、感じているんですか〜???」
という私の言葉で、二人は大笑いになりました。


こういう感じのクライアントさんがよく私のところを訪れてこられます。


真面目で、とても頑張り屋さん。
曲がったことが好きではなく、自己表現をするけど、言った後に一番傷ついているのは彼女自身で、いつも自分を責めている。
自分の弱い部分を認めることが出来ない・・・
でも私には、とても純粋できれいなハートの存在が見え、そんなクライアントさんがとってもいとおしく思えるのです。


不調は身体の叫び声。
調和していないよ! 無理しているよ!!
そんなメッセージを送り続けているというのに・・・
身体の声に耳も傾けず頑張り続けてしまう。


私はいつも彼女たちに「自分にもう少し優しくしてあげて下さいね。」
という言葉を贈ります。


心と身体、そして魂はひとつです。
身体の声に耳を傾けて、身体からのメッセージに気付いてあげて欲しいと思うのです。


そのためには思考で判断せず、本当の自分の気持ちをごまかさないことが大切です。
ごまかして抑え込むと、潜在意識の中に溜まり、身体の不調となって現れます。
ふと湧き上がる思いや感覚を無視せず認め、自分の味方になってあげて欲しいと思っています。


そして、本当の楽しみを見つけ、魂が喜ぶことで自分を癒してあげてといつも伝えています。


完璧じゃなくてもOK!
悲しい時は泣いてもいいよ!!
自分と仲良しになってあげてね。


そんなクライアントさんへのマッサージオイルのセレクトはベルガモットパルマローザ、ゼラニウム、サンダルウッドでした。


アロマの精油に宿る精霊たちの力に癒されて、セッションを終えた後の彼女の瞳は輝きを取り戻し、穏やかな波動に包まれていました。