瞑想ワークショップ in 彦根


3月19、20日彦根で開催された瞑想のワークショップに参加しました。


最近の私のテーマ・・・それは


「外側の世界に翻弄されず、内側で静かにリラックスしていること。そのためには瞑想を日常に取り入れ、思考を手放すこと。」


そう思っていながらも、なかなか習慣化できずにいた時、タイムリーにも届いた札幌に住む友人からの誘いのメール。
パソコンが苦手で、自分から情報をほとんど取りに行かない私ですが、心優しい友人を通じて、必要なものは受け取ることができることはとても有難いことです。
もともとワークショップはあまり好きではないのですが、今回はすぐに参加を決意。
19日の早朝、彦根に向かいました。


彦根駅から車で約5分、千代神社の境内の一角にある清められた空間の中で、瞑想ワークショップは行なわれました。
瞑想ワークと聞くと、朝から夕方まで、一日中座り続けるのかなぁ、きっと疲れるだろうな・・・なんて、覚悟していたのですが、飽きさせない盛りだくさんの内容で、楽しい2日間を過ごすことができました。


主催者側のクリアビジョンの基本的な考え方や瞑想のテクニックの説明に始まり、先生の誘導による瞑想の実践。
疲れをとる寝て行うワークもあり、いつしか意識が飛んでお昼寝タイムに早変わり(笑)・・・短い時間に深くリラックスし、目覚めた後はとてもすっきりしています。


2日目は瞑想をより深めると同時に、境内に出てダウジングしたり、鼻うがいまで体験。痛そうでかなり抵抗を示しながらも。。。後は意外に気持ちいい!!
継続できるかどうかは別として(笑)、貴重な体験となりました。



喉を意識し、しっかりと鼻で呼吸することで、第三の目を覚醒させ深い意識に入っていく・・・一人ではなかなか集中することができなかった瞑想も、静寂の中、みんなのエネルギーが共鳴し、いつしか深い意識の中に飲み込まれていきます。


今回のワークに参加して、自分で思っている以上に思考で翻弄されていたことにも気づきました。終わった後は頭の疲れが取れたようで深くリラックスしています。
なんといっても胸が開き、呼吸が深くなりました。
今回のワークショップで学んだことを経験として生活の中に取り入れ、融合していけたらいいなと思っています。



    See for yourself  Know for yourself  (自分で見て、自分で知る)



この言葉を心に刻んで・・・


サロン風スカート出来ちゃった☆


子供の小さい頃は、手作りの洋服を作って子供たちに着せることが、楽しみのひとつだったのに、すっかり洋裁からは遠のいていた今日この頃。
数年前、洋裁上手な友人に触発され、スカートくらいは自分で作ろうと再び創作意欲に火がつき、早速ミシンを購入したところまでは、なかなかの行動力だったのですが・・・
復帰第一作目でめげて以来、早2年の歳月が流れ、ミシンはいつの間にか押し入れの片隅に眠る存在に。


先日、妹とショッピングしながら、簡単なデザインなのにその価格の高さに驚いたことをきっかけに、一念発起。
一人ではなかなか出来ないから、二人で始めようという話で盛り上がり、簡単に出来る裏なしのスカートから作り始めることに決めました。


そして今日は洋裁クラブの初の活動日。
二人ともミシンに触れるのは本当に久しぶりです。
下糸の巻き方や、糸かけのやり方すら、すっかり忘れてしまっているので、説明書を見ながら下糸を巻き、上糸を通し・・・


私は綿と麻の入った少し張りのある天然素材を使い、ミモレ丈のギャザースカートを作ることに決めました。
直線断ちで、ラクラクソーイング
𦚰を縫い、ゴム通しを作り、そこにゴムを通し、あっという間に出来ちゃう。なんて簡単なんでしょう!!
後は裾の始末だけ・・・という段階に来て、試しに履いてみたところ・・・


「え〜〜〜〜〜!! これは変すぎるよ〜。。。」


どうみても、お姫様ごっこの衣装みたいで、あまりにも似合っていないことに愕然。
それを見た妹も、慰めの言葉もなく・・・素直に同調(笑)


「形変えた方がいいよ。」


もう少しギャザーを少なくしようかと、工夫してはみたのですが、ギャザーにするには生地に張りがありすぎたことに今頃気づき、生地選びの勘も鈍っていたことを思い知った二人でした。


色々考え、生地を腰に巻いてみると、


「その方がずっと似合うよ!!」


と、妹。


「似会う」という言葉に少しほっとしながらも、仕事の時に身につけるサロン風のスカートにすることに決めました。


3年前バリでエサレンの資格取得に行って以来、私は仕事の時にはバリのサロンを腰に巻いてセッションをしていたのですが、なんせ布なんで、時々バサッと外れるという不安もあり、これをアレンジして紐付きで着脱も簡単なサロン風スカートを作りたいなと前々から思っていたのでした。


基本は巻きスカートですが、バリっぽいニュアンスを取り入れて、それに紐を付け、着やすいように工夫。
失敗しながらも1日がかりで、ようやく完成しました!!



久々の作にしてはなかなかいけてる・・・と自画自賛
私のお気に入りの作品です。


妹と二人の洋裁クラブ、次の活動日は、お姫様ごっこにならない大人のギャザースカートを作りたいなと、夢を膨らませている私です。

素敵なプレゼント♪


今日のクライアントさんは、2児のママのさやかさん。
1年ぶりに私のセッションを受けに来て下さいました。


最初に彼女に出会ったのは今から、約7年前のこと。
まだ駆け出しのアロマセラピストだった私は、体調の悪さに悩む彼女に寄り添いながら、彼女と一緒に歩んだ日々は私にとっても大きな学びの時でした。
不妊治療にも係わり、苦しい時を一緒にに乗り越えて来た体験は、私の宝となり、大きな自信にもなっています。


一緒に考え、一緒に実践し・・・いつしか二人は、セラピストとクライアントを超えた、目に見えない深い繋がりを感じるまでになった気がします。


無事2児のママとなり、今までのように私のもとを訪れることが出来なくなり、私から卒業していったさやかさんですが、年に1〜2回、身体や心の疲れが溜まると、子供を預けて、まるで里帰りのように私のもとに戻ってきてくれることは、大きな喜びとなっています。


そして今日、1年ぶりの再会の時。


「これは、私と母からのプレゼントなんです。
『子育てお疲れさまでした。』のお祝いに・・・」


と、彼女から差し出された箱を開けてみると、


中には、ナチュラルな雰囲気のブリザードフラワーのリースが。



グリーンベースの淡い花の色も、小さな花びらの可憐さも、私の好みにぴったりで・・・本当に感激です!!
その上、ブロンズ色のかわいいリースかけまでセットしてあって、とってもおしゃれ。


そして何よりも、二人の心遣いがうれしくて・・・


どこに飾ろう。。。
あっちに置いたり・・・こっちに置いたり・・・家の中で一番素敵に見える場所を探しながら、


結局、玄関に置くことにしました。
淡い色が引き立つように、ガラスの台の上をセットしてみたら・・・どうですか。なかなかいい感じでしょう!?



手作りのお菓子もとてもおいしかったです。

残り野菜に愛を込めて

食べることは身体を作ることの基本と信じて疑わず、食生活には結構真面目に取り組んできたつもりだったのですが、最近気がついたことがあります。


それは。。。


私は、お料理が好きでやってきたのではなく、しなければならないこと、つまり義務感でやっていたのだなぁ、ということです。


栄養のバランスのとれた手作りのお料理を作ることが、子供の心と身体の健全な成長の為に絶対に必要なことだと信じていたし、料理は家族への愛と祈りの表現だと、手をかけ、心を込め、結構頑張ってやってきました。
何よりも、おいしいと喜んで食べてくれる笑顔が見たくて、自然とやる気も出ていたのですが・・・


娘が嫁いで夫と二人になって以来、料理のやる気は急にダウン↓
もちろん夫も、私の作ったお料理をいつも「おいしい」と喜んで食べてくれるのですが、


「私達には、こんな感じのシンプルで、粗食の方が身体にはいいのよね。」


などと、もっともらしい理由を並べながらも、以前に比べ随分手抜きになっていることは否めない事実なんです・・・(笑)
先日瀬戸内寂聴さんと南果歩さんの対談番組をみていた時、寂聴さんが


「私は説法をするのは好きなことではなく、僧侶としての義務だからやっている。本当は小説を書くことが好き。」


と、おっしゃった言葉に、なぜかとても共感したのでした。
主婦としての自分もきっとそうだったんだろうな。
今まで、いい妻、いい母でいなければならないという生真面目さで、主婦業は義務でやってきたのに違いない。。。
その証拠に、先日夫が1週間出張で、初めて自分ひとりになった時、全く料理を作る気がしなかったもの。


もともと野菜が大好きで、食べることは命の移し替えだと、心を込めて料理はしてきたけど、憧れの佐藤初女さんのようには到底なれない。
本当はお料理がそれほど好きじゃなかった自分に今ごろ気づいた私です。


でも、素材のもつ命は大切にしたい・・・その気持ちには全く変わりはありません。
最近の手抜きのお蔭で、冷蔵庫の中で出番を待っている残り野菜に敬意を払い、仕事のない今日は、朝から野菜室一掃大作戦を決行することにしました。


まず1品目は、かぼちゃのスープ。
半分余ったかぼちゃを蒸し煮にしてつぶして裏越しに。早目に使い切る必要のある牛乳と合わせて簡単にかぼちゃのスープの完成です!!


次は使いかけのごぼう、大根、人参、エリンギ、長ネギを入れた具だくさんのお味噌汁。隠し味に酒粕を入れました。
本当は里芋かさつま芋が欲しいところですが、なかったのであきらめ、最後に豆腐を加えました。


3品目はわかめに、セロリ、人参、玉ねぎを加えた中華風の酢の物。


冷蔵庫の野菜室にあった沢山の残り野菜全てに役割を与えられ、冷蔵庫の中は気持ちいい位にすっきりしました。
野菜たちも喜んでいる気がします。


子供はいなくなっても、命の恵みを頂く感謝を忘れず、自分と夫の為に、手をかけ、心を込めておいしい料理を作ることは、一生をかけた私の義務なのかも知れません。
明日からも手を抜かず、ちゃんとお料理しよっと。

神恩感謝 <伊勢神宮にて>

2月4日、穏やかな晴天のもと、夫と息子夫婦とともに一路伊勢に向かいました。
渋滞に巻き込まれることもなく快適なドライブを楽しみながら、約3時間で外宮に到着。
まずは外宮でお祓いを済ませ、内宮へ。


本殿へ向かう参道を少し外れ、お決まりの五十鈴川のほとりに下りてみました。



五十鈴川は何度行ってもとても気持ちのよいスポットで、川と空と木々のコントラストがとてもいい感じ!!
水面に映し出されたさざ波がとても綺麗です。
この川のほとりに佇んでいるだけで、身体の中のいらないものが流れて行くような気がします。



水が澄んでいて小さな魚が泳ぐのが見えます。



五十鈴川で浄化した後、本殿に向かいます。
本殿近くになると樹木も巨大になり、空気も澄んで、階段の下の辺りから神聖なエネルギーに満ちている気がします。


石の階段を上がり、拝殿の前に着いた時・・・


「うわ〜!!」 私は歓声を上げました。


今回も拝殿の前にかかっていた白い布の帷が、小さな風に乗って、ふわりたなびいたかと思うと、大きく前方に直角に開き、玉砂利の空間がすっかりと見渡せたのでした。
それもかなり長い間。


「ありがとうございます・・・」


風が運んでくれた贈り物に感謝の気持ちが溢れ、私は何度も何度も繰り返していました。


私達の幸運はそれだけではなかったのです!!


今回は神楽殿での御神楽を申し込んだのですが、偶然にも企業の団体さんと一緒になり、大人数になることに一瞬がっかりしたのですが。。。
そのおかげで特別にゴージャスな別大大神楽をあげてもらうことになったのです。
別大大神楽は10万円か30万円の奉納された時のものなのですから、一般では見ることのできない貴重な体験です。


伊勢神宮の御神楽は神主さんによるお祓い、そして祝詞の後、雅楽が奏でられる中で、典雅な舞が捧げられます。
まずは長袴を穿いた4人のみこさんによる神宮独特の倭舞(やまとまい)
私達が本来見ることができるのはこれだけなのですが・・・


その後は男性一人での人長舞(にんちょうまい)
そしてお面を付けて出てくる舞楽蘭陵王(らんりょうおう)の舞と続き、全部で3曲もの御神楽を見ることができたことはとてもラッキー。
私の目は釘ずけです。


楽殿のあのし〜んと張り詰めたような空気の澄んだ空間で、奏でられる雅楽の響き。
神主さんの祝詞の重厚さ。
伊勢神宮独特の優雅な舞いの美しさ。


いつまでも余韻に浸りながら、
「よかったね〜・・・」を繰り返し。。。


心に残る伊勢神宮参拝となりました。

たとえ今が苦しくても・・・


今回の旅を終えて、私はどうしても伝えたいことがあります。


出発前にあえて夫のことを書いたのは、先が見えないと思った日々から10年経った今では、状況が全く変化し、ハワイにも行くことができるようなった・・・
そんな奇跡が起きることもあるのだ、ということを伝えたかったからです。


先の希望が全く見えず、絶望感に打ちひしがれた日々。
何も悪いことはしていないのにどうして私はこんな目に遭うのか・・・と運命を呪ったこともありました。


今思えば、突然起きた今までとは全く違う現実を受け入れることができなくて、頭ではわかっていても、どうしても認めたくなくて・・・全てを受け入れるまでに多くの時間を費やしたような気がします。


でも・・・決して逃げることはできない・・・それが現実なんだから。
そして、日々をこなさなければならない。
生き抜かなければならない。


そんな中で、私は多くのことを学びました。
幸せな時には気がつかないけれど、自由に身体が動くこと、元気に食べることできること、普通に会話できること、仕事に行けること、みんなで笑い合えること・・・
普段は見すごしがちな当たり前のことが、どれほど幸せで、ありがたいことかということにも気づかせてもらいました。


本当に大切なことに気づいた時、出世することや、名声を得ること、沢山のお金を得ること、そんなことへの執着は全くなくなり、日々笑顔で過ごせたらいいと思えるようになったことも事実です。


そんな経験を得てからの私は、昔の私より少しは成長し、人の苦しみや痛みも、心で受け止めることができるようになった気がします。


そして何よりも、夫の病気をきっかけとして、今の仕事に巡りあった幸運に感謝せずにはいられません。
もしも夫が倒れていなかったら、多分私は大好きな今の仕事にも巡り合っていなかったでしょう。
今だから言えることですが、全ては必要な出来事だったと思えるのです。



当時を思い返せば、まさか夫がこんなにも良くなって、一緒にハワイに行くことができる日がくるなんて、想像すらできませんでした。
でもこんな奇跡もあるのだということを、忘れないで欲しいのです。


困難な状況で苦しい時、先のことを想像して不安に囚われてしまいがちだけど、不安を手放し、ただ「今に生きて」欲しいのです。
人は過去にも未来にも生きることはできません。
過去の苦しい思い出も、先の不安も、それは今起きていることではないのだから・・・
ただ今、この瞬間、目の前に与えられたことだけを丁寧にこなして行く、それだけしかできないし、それだけで十分だと思います。


全ては旅の途中です。まだ終わってはいないのだから・・・


幸せとは、幸せな状況があるのではなく、幸せを感じる心があるだけです。
不幸は幸せの前半分。
物質では得られない、本当の幸せに気づいた時、人生は幸せの連続になる・・・少なくとも幸せを感じる瞬間が以前よりは多くなるのだから。
それってとてもお得なことですよね。
夫とも一緒に乗り越えたきずなは深く、夫婦という枠を超えた、まるで同士のような関係になった気がします。


信じて下さいね。
今苦しくても、それが永遠に続くことはないということを・・・
そして、本当の幸せに気づく前半分だということを。


私の体験が何かのお役に立てたらうれしいです。



明日は伊勢神宮にお礼参りに出かけます。

マノア渓谷ジャングルトレイル

旅の5日目、マノア渓谷にトレッキングに出かけました。


ワイキキのやや北部に位置するマノア渓谷へは、公営のザ・バスを利用することにしました。
バス停に時刻表もないというのんびりしたハワイのバス事情に、少し不安を抱きつつも、チャレンジしてみることに。
無事バスに乗ることができて、これで安心・・・のはずでしたが・・・降りる停留所を間違えて、少し手前で降りてしまい、一時は呆然。。。
でも山のふもとの街の雰囲気や景色の心地よさに、失敗もお得感に早変わり。プラス30分の麓のウオーキングを楽しむことにしました。


道路わきにに咲いていたブーゲンビリア
その元気さと花の密集度はすごい!!



トレイル入口からしばらくは平坦な道が続き、いつも目にしているポトスの巨大な大木などに感動しながら進みます。
普段目にすることのできないハワイ原産の植物や、大きなシダ類、木のつるのなど、ジャングル気分満点。



歩き始めてわずか5分、突如目の前に広がった広々とした空間に、私は感嘆の声を上げました。
巨大な樹々が空に向かってそびえたち、木には何重にも蔦が絡まりあって、私が今までに見たことのないような光景です。
私はかなり興奮して、「すごい、すごい」と大はしゃぎ。
写真では表現しつくせない緑が織りなす造形美に感動・・・また感動!!




後から来た日本人のご夫婦に、この場所が海外のドラマ「LOST」のロケ地になったことを教えてもらいました。
日本に帰ったら、『LOST』を見る!!・・・とすぐに思った単純な私(笑)


しばらく行くと本格的な登山道に、滑らないように気を付けて進みます。
日本の山では見ることのできない植物と触れ合えるジャングルトレッキングは楽しくて、ワクワク!!



険しい山道を抜けたゴールはマノア滝です。
マイナスイオンいっぱい!!・・・のはずですが・・・
あれれ〜?! 水が少ししかないよ。。。



ラッキーにも晴天続きの旅でしたが、そのお蔭で滝の水も枯れていて、ガイドブックの景色とは少し違ってるけど・・・
そんなことも気にならないくらい、マノア渓谷は私の大のお気に入りのスポットになりました。